本日は、ナードアロマインストラクターコースのレッスン11のレポートです。
インストラクターコース レッスン11:「ストレスケアのアロマテラピー」
レッスン11はストレスについて学びます。
ストレスは私たちが日々何かしら感じていることも多いものですから、その正体を理解して、そして対処法を自分なりに持っておくことは
より幸せな日々を過ごすためにとても大切なことだと思います。
このレッスンでは、まずストレス研究の歴史について学びました。
「ストレス」という言葉は日常的に頻繁に使われていますが、その概念がどのように発展してきたのかを知ることは、とても興味深いものです。
「内部環境」を一定に保つ仕組みについて提唱したクロード・ベルナールからストレス研究において重要な役割を果たしたハンス・セリエについても学びました。
ハンス・セリエは20世紀にストレスという言葉を広めました。
彼は、ストレスが体にどのような影響を与えるのかを研究し、「汎適応症候群(GAS)」というモデルを提唱しました。
それらについてもより詳しくその仕組みを紐解いて行きました。
そしてストレス時の生体に起こる変化について学び進めます。
怒るとアドレナリンが出るよ〜と、日常会話でも何気なく話したりするかもしれません。
これらは神経系と内分泌系どちらの動きも関係しており、ストレス対応時に神経系やホルモンがどのように連携するのかを詳しく学ぶ中で、そのメカニズムの奥深さを改めて感じます。
前回のレッスンで学んだ内分泌系の動きも今回の内容と深く関わっていました。
ストレスを感知する視床下部が脳下垂体に信号を送り、副腎がそれに応じて働き始めます。
特に副腎が分泌するホルモンであるコルチゾールと、神経伝達物質としても働くアドレナリンについて、それぞれがストレス時に果たす役割の違いや関連性も考えていきました。
精油学:カモマイルローマン、ネロリ、リトセア
精油学ではこの章ではカモマイル・ローマンとネロリとリトセアをお勉強しました。
ストレスケアに用いることのできる精油は多数あると思いますが、
エステル系は使いやすい成分の一つかと思います。
特に精神面へのアプローチの際は、好む香りを選ぶことも大切なので、辞典の情報だけを追って選んでも、実際にはあまりよく働かないこともあります。
「この香りいいな」と思える体感も大切にしてもらえたらと、そのようなお話もしながら進めました。
クラフト実習はトリートメントオイル作り
ストレスケアのためのトリートメントオイルを作りました。
今回もそれぞれ香りのバランスを考えながら1滴1滴調整されていました。
インストラクターのコースにもなると、ブレンドも上達度がぐんと上がりますよね。
クラフトを作る目的と、香りのバランスを考えること、
そして何よりご自身が楽しまれていることなどが上手に組み合わされて、
このクラフトの時間は本当に良い時間が流れているなぁと私も感じられて嬉しかったです^^
今回の学びを通じて、ストレスへの理解が深まると同時に、自分自身のストレスへの対処法についても改めて考えるきっかけとなったでしょうか。
今後は、アロマテラピーを活用して、身体と心のバランスを整え、より効果的なストレスケアを実践していただけたらと思います。
ナードのアロマアドバイザーコースは、アロマ初心者の方から経験者の方までご受講いただいております。
健康や身体の仕組み、もちろんアロマのことなど勉強してみたいという方のご受講をお待ちしています。
アロマアドバイザーコースのご案内はこちらです。
来年1月スタート予定の方がおられます。
一緒に学びをスタートされたい方も大歓迎です^^
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