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ナードアロマアドバイザーコース レッスン4ハーブウォーター

  • 執筆者の写真: さら ともみ
    さら ともみ
  • 6月10日
  • 読了時間: 4分

本日は、ナード・アロマテラピー協会アロマアドバイザーコースのレッスン4のレポートをお届けします。


レポートの間が少し空いてしまいましたが、その間に試験を迎えられた生徒様が無事に合格されたり、新たに学び始められた方がいらっしゃったりと、うれしい動きがありました。


そんな近況も交えつつ、今回は少しまとめてご報告させていただきます。


レッスン4のテーマはハーブウォーター(芳香蒸留水)です。

アロマテラピー

ハーブウォーターは、精油を水蒸気蒸留法という抽出方法で抽出する際に、精油と同時に採ることができるお水で、芳香蒸留水とも呼ばれています。


わたしがアロマテラピーを学び始めた頃は、今のように種類も多くなく、その当時は「フローラルウォーター」と呼ばれることが多かったように記憶しています。


ローズウォーター(バラ水)など、お花の香りがするごく一部のものだけが製品化されていて、今のような豊富なバリエーションはありませんでした。


それが今では、アロマテラピーの主役である精油だけでなく、ハーブウォーターもとても役立つアイテムとして認知が広まり、たくさんの種類が手に入るようになっています。


ハーブウォーターの魅力は、何といっても精油に比べて作用が穏やかで、日常に取り入れやすいところです^^


レッスンでは、そんなハーブウォーターの特徴や使い方、保管方法などを学びました。


また、精油と成分組成がどう異なるのかといった点にも触れました。


ここでは、レッスン2で学んだ精油の化学の知識が活きてきて、


「あっ、つながっているんだな」と感じられるのも面白いところです。(面白いよね?笑)


初めは「アロマ=精油(アロマオイル)」というイメージをお持ちの方が多いのですが、ハーブウォーターを知っていくうちに、その使いやすさに感動される方もたくさんいらっしゃいます。


私自身もハーブウォーターには日々助けられていて、特に化粧水としての使い心地はシンプルながらとても心地よく、手放せない存在です。


ハーブウォーター

(写真でホホバオイルが出ているのは、法律上の「化粧品」の分類について説明していたからでした^^)


レッスンの後半では、小辞典を確認しながら6種類のハーブウォーターの特徴を確認。


クラフト実習では、もちろんハーブウォーターの化粧水作り。


数種類のハーブウォーターをブレンドしながら、自分だけの化粧水を作っていきます。


保湿力が欲しい方のために、植物性グリセリンもご用意しています。


手作りコスメ学としての保湿剤にはさまざまな素材がありますが、グリセリンは最も基本的で安全性も高く、その化学的な性質をふまえても、


まずはこれを知っていればそんなに困らないと思う基材ですので、アドバイザーコースではグリセリンのみをご紹介しています。


みなさん、心地よい化粧水が完成しました^^

アロマ

さらに今回は、アロマ(香り)の歴史にもふれました。


アロマテラピーとして体系化されるよりもずっと以前から、香りや芳香植物は薫香や宗教儀式の中で用いられ、人々の暮らしの中に根付いていたことがわかっています。

フランキンセンス

古代から中世、そして現代へ時代は変わっても、香りはいつも人々のそばにあり、癒しや祈りの道具として大切にされてきました。


そんな香りの背景にも触れていただける、ちょっとした時間もこのレッスンには含まれています。


ハーブウォーターのやさしい香りに包まれながら、知識も実践もぎゅっと詰まった時間となりました。


植物の力を、もっと日常に安全に。様々な角度から。


そんな想いを込めて、これからも丁寧にお伝えしていきたいと思います。


次回のレッスンもどうぞお楽しみに!


ナードのアロマアドバイザーコースは、アロマ初心者の方から経験者の方までご受講いただいております。


健康や身体の仕組み、もちろんアロマのことなど勉強してみたいという方のご受講をお待ちしています。


アロマアドバイザーコースのご案内はこちらです。


夏頃スタート予定の生徒様も数名、受け入れ可能です。どうぞお気軽にお問い合わせください!


ナード

もっと手軽に、だけど実践的に奥深くアロマを学びたい方は、5レッスン完結のこちらもご用意しております。

アロマライフ

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