今日はお断りするときの話をしましょう。
先日、個別セッションで、あるクライアントがこんな話をしてくれました。
「今、参加している Aという活動をやめるときに、自分の人生にとってこの活動は優先度が低いからという理由を伝えて脱退しました。」
詳細な部分忘れてしまいましたが、大まかにこのような内容でした。
そして、こう続けられました。
「でもね、Aという活動を大切にしている人もいるから、この断り方が本当に良かったのかは、正直分からないんです。」
例えば、自分があるグループに所属しているけれど、全力で参加していないとき。
少し斜に構えて参加したり、距離を置いて眺めていたりする経験は誰しもあるのではないでしょうか。
そして、グループを抜けようと思ったときに
「このメンバーの雰囲気が合わないから」とか、
「何か気持ち悪い感じがして」といった理由で、脱退を伝える人もいます。
もちろん、自分に合わない場所から離れることは自然なことです。
思っていたものと違う、だから抜ける、そういった場面は誰にでも起こり得ます。
しかし、多くの人は言わなくても良い一言を添えて去っていくことが多いことも事実なのです。
それは、自分の身を守るための行為で、 悪気があったわけではないことも多いです。
でも、それは無意識のうちに
「自分が合わなかったのではなく、相手が悪かった」
とジャッジしている場合が多いということでもあります。
しかし、これは真実ではありません。
人間の「解釈」の問題に過ぎないのです。
もし、自分が、「あなたの顔が気に入らないから、付き合うのやめます」と言われたら、失礼に感じますよね。
相手に対して言う必要のない一言を放っているわけです。
断る場面というのは非常に繊細です。
だからこそ、最後のコミュニケーションを できるだけ誠実に行うことが大切です。
断ることは、私たちの人間性や人格、 誠実さ、自己責任を問われる重要なシーンです。
もちろん考え方はいろいろありますし、これが全てではありません。
しかし、円滑な人間関係や誠実さをベースにした関係構築、自分自身の成長を考えるとき、この話が参考になればと思い、今日は書きました。
いつもありがとうございます。
さら ともみ
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