消費思考か創造思考か:時間の使い方
- さら ともみ
- 2月8日
- 読了時間: 4分
更新日:2月9日
スケジュールは「やるべきものを管理するためのもの」なのか?
多くの人は、スケジュールを「やるべきことを管理するためのもの」として捉えています。
しかし、 私たちがお伝えしている考え方は
あなたのスケジュールは、決して単なる「やるべきこと」の積み重ねではないということです。
それは外的な指示に従う枠組みの中に留まっているに過ぎません。
タスクをタスクとして捉えるなら、それはただのスケジュールであり、時間に追われるだけのものです。
しかし、スケジュールを組む本質は、その考え方を超えた先にあると私たちは考えています。

今、あなたが認識している「やるべきこと」という思考傾向を手放し
タスクに合わせて動く自分を越えて、スケジュールを通じて見えるのは「自分が人生の流れを作り出す力」そのものです。
例えば、私たちは普段、「時間を使う」という感覚で生きています。
消費思考です。
予定をこなすことで充実感を感じます。
(疲弊されている方もおられると思います)
逆に予定がないと、自分は何もしていないような気がしてしまうからと、何か予定を入れて安心する方もおられます。
”動いていれば安心。何かが私にはある”
”でも落ち着いて自分のことを考える余裕はない。忙しくすることで、もしかしたら考えなくて済むようにしているのかもしれない”
そのような方も少なくはありません。
周りから見れば、いつも充実しているような行動的な人に見られることもあるかもしれませんが、
しかし、その実、何かしらの予定で時間を埋め、それをこなすことで充実感を感じることは、どこか不安定な状態とも言えます。
まるで時間が過ぎることに追われるように、しかし動き続けることで心を満たそうとしている可能性は高いのです。
予定がないと、途端に「自分が何もしていない」と感じるその感覚。
その裏には、周りの期待や自分自身の人生への漠然さに対する不安や焦りからくる「時間を消費している感覚」が隠れており、自分の今の時間の使い方をさせているのかもしれません。
多くの人はそういったことに疑問を投げかけることなく、これが自分の人生だとして生きていることが多いのです。
それに対して、本当の充実感は、外部の予定をただこなすことではなく、
「あなたが本当に使いたいことのために、自分自身が主体的に時間を創り出す」ことの先にあるかもしれません。
私たちはその考え方を、ひとつの仮定としてあなた自身に与えることを提案しています。
日々の時間をただ消費するのではなく、自分が本当に大切にしたいことに焦点を当て、そのために時間をデザインしていく。
日々の予定をただ埋めるのではなく、そこに意図を持ち、心と時間を設計していくことで、私たちは自分の人生を深く豊かにしていけます。
スケジュールがあなたにとって、ただの管理ツールではなく、人生をデザインするための手段に変わるとき、時間の使い方や時間に対しての考え方が大きく変わるのですね。
時間を追われるのではなく、時間をデザインする感覚。
忙しいか暇かに関わらず、自分の内面と向き合い、自分の想いを理解し、心の余白を作り出す。
その余白の中でこそ、私たちは本当に大切なことや、今の自分にとって本当に必要なことに気づけるのではないでしょうか。
それが、外部の動きに振り回されない、内的な平穏を作り出す鍵となります。
スケジューリングの本質は、自己理解や自己実現のための戦略そのものです。そして夢への道しるべです。
あなたがどんな時間を作りたいか、そのビジョンを描きスケジュールを組み立てていくことで、
毎日があなたにとってより意味のあるものに変わっていくはずです!
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