多層的な世界と心をつなぐ
- さら ともみ

- 10月16日
- 読了時間: 2分

人にしか関心を向けないと、
というのは、
言い換えると人のことばかり気にした生き方を選択していると、
世界とのつながりが他者だけになりがちです。
いつもはこのことを「自分ばかりに矢印が向いている状態」として説明しますが、
今回は、「他者ばかりになりがち」という敢えて反対方向から説明します。
.そうすると、他者の振る舞いや反応が自分の生きる指針となり、
エネルギーや興味を注ぐ対象も他者しかいなくなってしまいます。
他人の承認を得ることばかりが目下の興味ごととなり、
他人に干渉せずにはいられず、
人間関係が壊れれば、
まるで世界そのものが崩れ落ちるような感覚に襲われがちです。
けれど、例えば音、物、数字、動物、昆虫、抽象的な概念などとも、
深い興味やつながりを感じられる人は、
世界の多重多層的な側面と豊かに関わることができます。
そうした人は、
他人に心を大きく振り回されることなく、
自分自身の足場で世界を感じ取ることができます。
世界と自分との間に複数のパイプが通っているような感覚になり、
もし人間関係に波風が立っても、その瞬間に自分が全てを失ったように感じることはありません。
自分の生きる軸や世界との接点が一つしかない状態では、ちょっとした出来事でグラグラと揺れてしまうものです。
依存先をひとつにしない。
「自分がある状態」で、自身の存在価値を他者におかない。
世界はもともとひとつなのだから、
ありとあらゆるものとのつながりを感じて理解していけば、
その結果、人や他者との関係性も、もっと柔らかく自然に向き合えるようになるのだと思います。
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<香り師さら ともみ>





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